個性者歯科
先代より障がい者歯科を引き継ぎ26年が過ぎました。障がいのある方と長く接している内に、世間一般に用いられている障がいと言う言葉は少し違うのでは、と感じるようになりました。
当院には様々な疾患をお持ちの方が来院されますが、皆さんに共通して言える事は個性がとても豊かだと言うことです。
そして、治療を通じて皆さんとふれあっていくうちに、いつの間にか障がいというものを、その人の個性と捉えるようになりました。
ゆえに私は、今までの障がい者という言葉を改め、個人的に個性者と呼ばせて頂きました。
個性者の多くは生きていく上で不便な事や他人の力を必要とする事が多々あると思います。しかし、それを補って余るほどの魅力的な個性を皆さん持っているように感じます。これからも個性豊かで溢れんばかりの皆さんと共に少しずつ歩んで行きたいと思います。